2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
読了。表題作「夕ばえ作戦」と「暁はただ銀色」の2編を収録した復刊本。昭和40年代のジュヴナイルSFなのですが、いま読んでもまったく高揚感というものは変わりなく、「物語の力」の強さを感じずにはおれません。たぶん買ってから5、6年積んでたと思う…
読了。貧乏ネタもコメディとして悪くないかなと思う今日このごろ。オイラ自身、貧乏のもたらす逆境パワーをどこか無邪気に信じてるし。
あらら。名脇役も最後はこういうかたちで引退か。激しくキャラが確立してたので個人的にはわりと好きだったんですけど…… 勝春はいつになったらG1勝てますかねえ。んー。二度と勝てないまま引退というのもそれはそれで個性的でいいような気がしてきた。
結局は、シーズン後半勢いに乗って優勝してきたチームと、追い上げをなんとかかわして逃げきったチームの差がでましたね。セパの差うんぬんというよりは、勢いの問題でしょう。 にっくきチームが負けたので個人的にはたいへん清々しいです。はい(笑)
肩を壊して野球名門校を中退した男の子が、挫折を吹っ切って再び前を向くまでを丹念に描いたジュヴナイル。谷山さんの話はこれ含め2冊しか読んだことはないのですが、2冊とも高校生の落ちこみがちな青春のうろを書ききっていて。それはとても痛々しいんだ…
まあオイラは一応「サムソン3冠は充分ありえるのではないか」という立場にいたので、結果を総括する上では「誤算」について語らなければならない。 アドマイヤメインの大逃げは、実は予想通りだった。武豊は逃げ馬に乗るとき、ああいう作戦を取ることがまま…
きょろからいきなりトラバされた。 なんか腹たったのでトラバし返してみる。
特殊能力に対してルールが明示されてきたりとかで、いろいろデスノっぽいとか言われてきてますが。自分の殺戮行為を思いだして嘔吐感を覚えるという描写はなかなか大事でしたよ、うん。あの1点で、夜神月とは違う方向性に行くのではないかという予感を持た…
現在すでに角川文庫から新装(中略)、上の書影(中略)。オイラの読んだのは高野音彦氏のイラストが表紙を飾るスニーカー・ミス(中略)。いわゆる黒(検閲削除) ミステリに対して特別な何かを持っていないオイラにとっては「氷菓」のほうが親しみやすかっ…
蛙井がマジで気持ち悪かった件について(笑) そもそも裸にオーバーオール着るってのが個人的に、もうね。女の子なら大歓迎だけど、野郎はペッペッって感じですよ。 ああ、オイラもエロスはほとほどにしとかないといけないなぁ。
読了。現在すでに角川文庫から新装版が出ていて、上の書影もそれに準じたものだけど、オイラの読んだのは上杉久代氏のイラストが表紙を飾るスニーカー・ミステリ倶楽部版。いわゆる黒れk(検閲削除) まあ5年ぐらい積んでたわけで。ウチではそれぐらいのこ…
あー、んー。 すでにJRAが上記リンク先のコメントで「汚点」という表現まで使っていますが……んー。 まあすべてこの通りの真実だとしたら、あまりにお粗末としか言いようがないよね。日本では禁止されてないとはいえ、フランスではどうかということぐらいわか…
なにげなく読み出してみたら、イラストが「かのこん」の人と同じでビビる。この絵師さんの、女の子の眉の描きかたがオイラは好きだ。 個人が認識することによって「世界」は確定するのだという、まあちょっと民俗学な話。 未知を既知に取り込むことによって…
いまの子どもたちに、ときどき同情することがある。 俺たちが中学生のころと、いまの中学生たちを取り巻く状況とを比較して、決定的に違っていることをひとつあげるなら――それは、ネットがあったかどうかということだと思う。 失礼、これはいささか穏便にお…
夢界シリーズの3巻目。発刊から5年経ってますが、続刊が出ていないということは、まあ……そういうことなんでしょう。 個人的にはすごく好きなんですけどねえ。特に後半にかけてサスペンス的な面白さがあると思う。 ただ、自分に問いかける意味も含めてあえ…
読了。シリーズ2冊目。ただし書いたのはこちらが先とのこと。 これ1冊でひとつの長編でしたが、編集さんが短編連作を書かせたのが納得いく感じでした。起伏のつけかたが長編という感じではないんですよね。編集さんもプロということです。
その片岡のセレモニー中にサヨナラ勝ちしたのが古巣ファイターズ。 なんせリーグ優勝にかけては最も遠ざかっていたチームですからね。胸のつかえが取れたような気分です。 やっぱり地域にそのチームを根づかせるためには、ただ移転するだけじゃダメで、まず…
ディープインパクト 先日ここで予想したとおり、年内一杯での引退が発表されました。 調教師も騎手も珍しく(?)かなり残念そうなオーラをコメントから発してましたけども。あの凱旋門賞、やはり現場サイドからすると、力負けではなかったという思いがある…
不詳巻島、カスワナビのくせに、小説書きのプロの知り合いがいたりすれ違ったりしていたことが多々ある。まあ長くネットやってれば、すれ違いぐらいはあるかもだけど…… この作者砦さんも、そんなオイラとすれ違ったプロのひとり。 デビュー作らしいたどたど…
新番。個人的にはバルスカのコキコキした動きと斗貴子さんの決めゼリフで満足。次回予告にまさか採用されるとは…… まあこの話の真骨頂はまだまだ先ですからね。変態度が高まるまで待つべし。
化学+学園小説だと思って読みだしたら、一気に宇宙にまで出てファーストコンタクトまでやっちゃってました。 うーん。いろいろな意見はあるんでしょうけど、俺はこの速度感というか、テンポの速さは好きですよ。重厚にならないために、こういう感じになって…
えー、皆さますでにご承知のとおり、当ブログが自負してきた「秘匿主義」というものは、さしてたいしたものではなかったということが明らかになりました。 だいたい、ネットが広大とは言っても、所詮は有限の広さですしね。……というか、自分のなかに、「自分…
先日のコメント欄にて重大事件発生。 この事態を受けて、管理人は全公開(オールフリー)に踏み切るべきかのひとり脳内会議を召集。 議論はいまだ定まらず。
はっきり言えば、今回のディープインパクトの挑戦には不安があった。 斤量の問題上、3歳馬の勝率が抜群に高く、古馬はなかなか勝てないこと。 前哨戦を使わず、宝塚記念からぶっつけ本番というローテ。 もっと突っこんで言えば、日本で成功する馬とヨーロッ…
教養主義の弊害、というテーマで山田雅人を語ろうとするも、うまくまとまらず断念。 山田雅人といえば東海テレビ製作ドリーム競馬の司会者として、西日本の競馬ファンには認識されているわけですが、はっきり言って、おせじにも山田雅人の司会は達者であると…
12年前にこの世に生を受けた、問題作。巻末解説において賛否両論あったと書かれていますが、それがなるほどと頷ける怪作。当時ネットはまだ発達していなかったけれど、もしネットがあったらおかゆまさき的な扱いを受けていたかもしれない。 固有名詞や実在…
うーん。名選手、名監督にあらずという格言をまさか北の湖は知らないでもあるまいに。 やはり外国人力士制限をしたい、ということなのかなぁ。 そんなことしたって、日本人横綱なんて向こう十年は出なさそうな感じなんだから。いまの大相撲はどこを面白がら…