引退いろいろ

ディープインパクト

 先日ここで予想したとおり、年内一杯での引退が発表されました。
 調教師も騎手も珍しく(?)かなり残念そうなオーラをコメントから発してましたけども。あの凱旋門賞、やはり現場サイドからすると、力負けではなかったという思いがあるんでしょうね。だからこそ、次回また――という気持ちがあったんでしょうが。
 まあ俺が金子真人の立場でもやっぱり引退させると思うよ。50億というシンジケートの額を見せられるとねえ。いい馬ほど早く引退するのが競馬の常識ですが、その例にこの馬も漏れなかったわけで。
 サンデー系種牡馬はすでにたくさんいるなかでこの馬がどこまで独自性を発揮できるかは気になるところですが。ぜひ活躍してほしいものです。

片岡篤史

 タイガースにやってきてクリーンナップを任された初年度の打率が2割2分台だったことに象徴されるように、パリーグ時代のイメージほどには移籍してきてから活躍できなかったわけですが。それでも03年はおおいに優勝に貢献したし、まあ印象に残りやすい選手ではありました。バット投げの軌道は綺麗だしね。
 胴上げや花束進呈にも表れていたように、仲間にも恵まれて、片岡自身も「やりきった」というのが顔に出てました。なかなかいいセレモニーだったんじゃないでしょうか。
 とりあえず、お疲れ様でした。