2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「真月譚 月姫」2巻(TYPE-MOON・佐々木少年/メディアワークス)

VSネロの巻。七夜バージョンの志貴はかっこいいね。ゾクっとくる。こういうクールと狂人の混ざりあった人は好きです。だってオイラMだもん(爆) あとは秋葉の死の点を見てしまうシーンとか。フロムさっちんテレフォンとか。原作にないエピソードでも、なか…

「草の冠 星の冠」2巻(テクノサマタ/幻冬舎)

擬人化させた植物の精と人間の交流を描いた話。 BLレーベルからの出版ですし、作者本人も「ホモロマンス」と自称していますが……あんまり、ホモとかそういう感じはしない。というか、植物の精というモチーフを出す時点で、BLというよりファンタジーになっちゃ…

メガスターダムが2400の準OPを辛勝(というか1着同着)。 ピロウィナー産駒だから、てっきり中距離路線にいくのかと思っていたんですが……クラシックディスタンスを走ったのはなんなんでしょう。勝ったからいいものの。時期的に、適当なレースがなかっ…

「Under the Rose」2巻(船戸明里/幻冬舎)

近代イギリスのある貴族を舞台にした、愛憎たっぷりのビルドゥングスロマン。その2巻目。「エマ」とあわせて読めば、近代イギリスの雰囲気に浸れること間違いなし。 冬の物語編の主人公、ライナスの心理の変遷の描きかたには感心させられてしまう。紙の上に…

「知る辺の道」(紺野キタ/幻冬舎)

主に幻冬舎の雑誌で描いていた読みきりを集めた短編集。雑誌のカラーゆえか、純然たるリリカルに怪奇をまぶしたような話が中心だった。 どれもすごくうまくて楽しめたのだけれど、なんとなく、すんなり終わりすぎていた話が多かった気がしないでもない。起こ…

中部国際空港の南の新市、名は「南セントレア市」に

先日書いた越前市の問題でもそうだが、とりあえず、住民が投票した名前を安易に無視するのはやめてほしい。 名前で町おこししようなんて発想自体、そもそも前時代的でナンセンスだと思う。本質の伴わない、上辺だけが目立ってる町なんて、いっとき受けても長…

「風光る」17巻(渡辺多恵子/小学館)

読了。結局いつもどーりの巻でした。 というか、なぜ谷兄弟を出すなら末弟を使わないのだ。一番萌えキャラにしやすいのに(爆) 山南のリクエスト増加はたぶん大河新選組の影響なんだろうなぁと推測。

「文学賞メッタ斬り!」(大森望・豊粼由美/PARCO出版)

1年ぐらい前に出てた話題の本をいまごろ読んだ。 純粋に読みものとして読むぶんには面白いと思う。 あ、あとラノベ者にとっては、SF以外の文脈を使っている大森さんを見れる貴重な機会かもしれない。余談だけど、「ライトノベル☆めった斬り!」の発売後の…

いろいろスタイルシートをいじってみるものの、1時間たって、結局もとのテーマに戻っている。 これを人、徒労と云ふ。 というか、べつに無理に背景変えなくていい気がしてきた。クレームもきてないうちから「読みにくいんじゃないだろうか」と心配するのは…

はてな注目URLがエラいことに。

ブログをたくさん立てて、そこで広告へのリンクを貼りつけるという手段で、注目URLを乗っ取っている模様。 正直、こんな手法があったのかと驚いた部分もあったのだが……なんというか、呆れる。

「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」3巻(GAINAX・林ふみの/角川書店)

想いの前で、人はエゴイストになれる。

大相撲初場所が終わった。 この先3月までしばらく、把瑠都の顔を見れない。白石も大西も、白鵬もカロヤン(琴欧州)も見れない。 さびしいなぁ。

「おおきく振りかぶって」3巻(ひぐちアサ/講談社)

次巻はいよいよ夏の予選。うー、わくわくする〜。 高校野球の醍醐味は、個人的には複数ポジションシステムがあるところだと思う。例えば、野手がいきなりマウンドに上がったりとか。そういうダイナミズムが好き。 巻を追うごとに三橋のヘタレ化が進行してっ…

「いばらの王」4巻(岩原裕二/エンターブレイン)

いよいよ佳境に突入。

オフ会におけるサイト公表の話。 やっぱり、無理に自分から明らかにする必要性はないような気がする。1日考えてみたうえでの、現時点での意思だけれど。 問題となるのは、この場所を使って参加者の陰口・誹謗中傷をこっそり全世界にバラ撒くことであって、…

さっき、某所にオフ会参加希望ということを書いてきた。 つらつらと考える。 参加したら、その集まりの場で、ここの所在を明らかにするほうがフェアなんじゃないだろうか。 リアルの場でまで嘘をつきとおす/隠し通すというのは、どうも罪悪感がある。 参加…

「蟲師」5巻(漆原友紀/講談社)

民俗学漫画。おもろい。

数日前、口にした「デザインテーマを変える件」ですが。 まるでいいのが見つからなかったので、結局このままで行こうかと。 色でいいのがあっても、デザインが気に入らないことが多いんですよね。というか、デザインだけならいまのが一番好きです。 スタイル…

「RIDEBACK」2巻(カサハラテツロー/小学館)

学園闘争のある時代に小生も生まれてみたかったとですよ。 なんのてらいもなく、若き思想とエネルギーをぶちまけてみたかったとですよ。 時代の大きなうねりに溺れてみたかったとですよ。 ……なんで、なんでいまの若い子は真っ正直に想っとうこと語ると、すぐ…

「鉄子の旅」1巻・2巻(菊池直恵/小学館)

某全国紙の書評で取り上げられていたのを見て、購入。 鉄道漫画というよりは、書評に書いてあったとおり、鉄オタ・横見浩彦氏の観察記だった。不肖巻島にも少しばかり鉄オタの血が入っているが、彼の熱意と行動力には驚愕します。 というより、あそこまで人…

「金魚屋古書店」1巻(芳崎せいむ/小学館)

漫画読みによる、漫画読みのための漫画。 漫画は子どものもの、とはよく言われてきましたが――オイラの両親もさかんに「漫画ばかり読んで」と息子を叱責してきましたが――たしかに多くの人が大人という年齢になって漫画から離れることは多いかもしれない。しれ…

「バジリスク 甲賀忍法帳」5巻(せがわまさき・山田風太郎/講談社)

(ヤンマガKCスペシャル)" title="バジリスク~甲賀忍法帖~(5) (ヤンマガKCスペシャル)" class="asin"> これも完結編。 入水が1巻とシンクロしてるのは震えた。 どうでもいいですが、面と向かって好きとか大好きとか言う漫画を2発連続で読むと堪えますね。コ…

「あかてんヒーロー!」3巻(南京ぐれ子/幻冬舎)

完結編。 こういうラブコメ漫画って、どっちかに明確に決めて終わりってあんまりないような気がする。人物配置にエンドレスそのものが内包されているのか。 あ、誰かに告白しないと同じ一日がずっとエンドレスで続いて終わらないライトミステリってどうだろ…

コンビニでヤンマガ立ち読みしていたら、松本剛氏の短編連作が掲載されていることに気づく。 即購入。

「DROPS」3巻(南京ぐれ子/幻冬舎)

ちっちゃくてかわいい女の子がけなげに頑張る話よりも、ちっちゃくてかわいい男の子がけなげにがんばる話のほうが存在感があるって、どういうことでしょう。 巷ではロリータカルチャーの広がりがどうのこうので騒がれていますけど、オイラからすると、この1…

「ぼくらの」2巻(鬼頭莫宏/小学館)

巨大人型兵器「ジアース」がひとりの死と引き換えに1回駆動することが判明して、物語自体に面白さが加速してきた。先日、大塚さんの本で、通過儀礼における供儀死についての論を読んだこともあって、なかなか考えながら読んでしまう。 日常の隣にある死。死…

この冬2弾目の長編が書きあがった。つっても280枚弱しかないんですけど。 でも、だいたい予定の範囲内の枚数だったりする。そんな波乱万丈の話じゃないので、長くならないだろうって思ってました。 次は3本目のプロットと1本目の直しですかね。

灰色が背景って実は結構読みにくいのではないかということに気がつく。 新しいテーマに変えようかなぁ。目に負担があるのはよろしくない。

「人身御供論」(大塚英志/角川書店 isbn:4044191115)

民話や神話などを通じて「通過儀礼」と「供儀死」の関係性を探り、その上で現代における「個人的成熟」を論じた評論集。オイラ個人としては、民話に脈々と存在している「通過儀礼」の形式が現代のフィクションにも受け継がれているという、その形の論が大変…

「アニメがお仕事!」1巻(石田敦子/少年画報社)

またまた広島ネタ。といっても尾道だけど。カープネタはこっちのほうが満載。なんだか猛烈に広島に行きたくなってきた。広島弁がいま俺のなかで熱い。ファイヤー。 それはそうと、中沢啓治氏の「広島カープ誕生物語」ってどうにか入手できないもんでしょうか…