2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「霧のむこうのふしぎな町」(柏葉幸子/講談社)

煽りと解説で言ってることが違ってるという、大人の事情臭がする作りになっていますが、中身は純粋に児童文学。小学生ぐらいに読むとまたいろいろ思うところがあっただろうなと。 王子の不器用全開な恋愛の仕方には偉大なる昭和を感じます(笑) ああいうの…

というわけで、更新はたぶんこれで今年最後です。1年間おつきあいいただき、ありがとうございました。 今年は火目発売に始まり、きょろが2次通過したりといろいろありましたが。オイラにとっては、ここをリンクフリーにしたことが1番大きいことでしたね。…

ディープインパクト引退  〜「伝説」の終焉〜

有馬記念が終わって。1頭のスターホースが、現役を引退した。 正直、オイラはいま、ほっとしている。寂しさやショックなんてものはまったくない。宮川一朗太卒業のほうがよっぽどショックだ。 オイラは最後まで、ディープのみを追いかける新参の競馬ファン…

「12月のベロニカ」(貴子潤一郎/富士見書房)

長い間読書を趣味としていると、ごくたまに「引きこまれる」ということがある。目を通したが最後、ほとんど顔をあげることなく終わりまで読みきってしまう現象のことだ。これをオイラは、「一気読み」と勝手に名づけている*1。最も近しい一気読みの例として…

ひとりごとを、いまから少し。 表だっては言えないのですが、先日(有)に投稿した話――あれを書いてるとき「波に乗れなかった」というのは以前ここで言ったかと思います。 あのときは理由をあまりはっきりとは言わなかった(もとい、認めたくなかった)ので…

「ダブ(エ)ストン街道」(浅暮三文/講談社)

この世で最もメフィスト賞らしくない話――と言われているかどうかは知りませんが、明らかに他の受賞作と毛色が違うのは確か。なんせガチのファンタジーなのだから。 ひどい夢遊病のせいで行方不明になった彼女を追いかけて、秘境ダブ(エ)ストンに上陸した主…

「硫黄島」に観光問い合わせ殺到……でも一般人立入禁止

まあ観光地化しちゃうとゴミのポイ捨てだの景観破壊だので問題があるので、これを機に硫黄島を観光地として解放しろなんてことは言いませんが。 ただね、いまの硫黄島は閉鎖的すぎるという想いもあるのも確か。戦前に住んでた人たちは墓参ぐらいでしか帰れな…

……てなわけで、新作を(有)に投稿してきました。 今回は久々ですから。出来は……話のネタ・エサになんとかなれるかどうかというところ。忙しいかたはマジにスルーしてください。 まあもうすぐ、みんなのアイドルきょろの新作も出るみたいなのでね、オイラの…

一応、書いていた話を書ききった。まだ手直ししたいところがいっぱいあるので完成はしてませんが。 たかだか130枚ほどの話(それもたぶん習作)にどんだけ時間かかってんのかと、自分でも複雑な思いはあるところですが。いまは書ききったことに安堵してお…

電撃公式が更新されたので、ニート探偵(仮)の表紙を見に行く。 ……ゴスロリ、なんですかね。(引きこもりとの境界をうろうろしているような)リアルニート的な方向性はやっぱ入れにくいのか。 まあそもそも、世間的なイメージとしてニートと引きこもりが明…

「シルフィ・ナイト」(神野淳一/メディアワークス)

乱暴にまとめると、戦場で軍人同士がイチャラブする話。 この手の戦場イチャラブ話というのはいろいろと人によって意見が分かれるらしく、「すぐそばで命の奪い合いが起きてるってのに、ふたりだけでイチャイチャ世界にこもってんじゃねえ」との反発もたまに…

大西直宏引退

美浦の騎手なんでね、普段の競馬からそれほど親しんでたわけじゃないんですけど。福島や新潟ではけっこう名前を拝見してたし、なによりオイラ、カルストンライトオが好きだったんで。ああいうガムシャラな短距離馬が好きなんですよ、ええ。彼にタイトルをも…

「クロスオーバー 純白の蟲鎧」(伊東京一/エンターブレイン)

読了。進化した巨大アリさんたちと戦う異惑星の話。 オイラも大きな虫は苦手なので、作中での恐怖感は痛いほどわかりました(苦笑) 存在が苦手っていうんじゃなくて、殺すのが苦手なんだよね。大きい虫。4センチを超えてくるともうキツい。箸で摘んで窓か…

センバツの21世紀枠候補、各県推薦校が発表されてましたが、オイラのお母さんとか従兄妹の母校が入っててビビる。 まあ本大会に出ることはないでしょうが。いつの間に県大会ベスト4とかなってたんだろ。初戦負けがデフォのはずだったのに。