2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「いばらぶ」(上) 62枚*1

1 木野亮太は生徒会副会長で。日々いそがしく、校内を動き回っていて。 それなのに、いつもまわりには嵐が吹き荒れている。 「こんなところで……勝手に、なにしてんのよっ!」 学園の西の端、第七グラウンド。女子野球部の活動場所。 亮太のもとに現れた彼女…

「いばらぶ」(下) 42枚*2

3 結局、亮太たちは続く六時間目もサボって、生徒会室にいた。 ただぼけっと座ってるわけにもいかないので、亮太は部屋の隅にたまっていた生徒会への意見書を見ていた。 ずっと以前の代から、生徒会では目安箱を設置して匿名で意見を募っている。紗織は『自…

初場所総括、ついでに朝青龍独走について考える

トラバこそようしないが、ま、誰の影響を受けて書いた記事かは身内ならわかるでしょう……(苦笑) 今年の大相撲も結局ドルジの優勝というベタな始まりかたをしたわけだが。 個人的にはいろいろ、この初場所、楽しんだところはあった。閣下解説、把瑠都大ケガ…

しかしNFL、AFCチャンピオンシップ、いい試合だった。 18点差ついたときはもう決まりかと思ったけど。そこからロングパスが結構決まりだして。INDディフェンスも要所ではカットしたり。 INDのパントカバーが調子悪かったから、後半はかなり殴り合いみたい…

そのまんま東の当選は、安倍政権が提唱する「再チャレンジ支援」を具体的に見せるためのモデルケースとして仕組まれたものだった、というのはやや強引か。 しかし経済界の攻勢に腰砕けてフリーター・ニート支援という当初の旗印がすでに頓挫している本家再チ…

p2**[雑文]あきらめる

オイラ、Fate/zeroをとりあえずあきらめる。 だいじょうぶ、じんせいというなのグラウンドでいっぱつぎゃくてんホームランうってブルジョアになれば、ヤフオクでかえるよ! さっそく『さんれんたん』のとっくんだ! それにいざとなれば、「ころしてでもうば…

「銀砂の月 坤の群青」(櫻井牧/エンターブレイン isbn:4757703716)

発掘は続くよどこまでも。なんと今回は6年前の本ときたもんだ。 買っただけで満足してた日々があまりにも長すぎたね。読めよ。昔の俺。 内容は陰陽五行を駆使したサイキック&成長譚。いやぁ、五行ってぶっちゃけゴレンジャーですね(むしろ成立順からいく…

小説は当然のごとく困惑中。 どうも文章が思ってるほど軽くならないな…… いや、今回は前回ほどバカシチュエーションでかき回す話でもないから、という理屈も一応言えますけど。 なんつーかね、オイラの性格として、冷静な観察屋なところが板につきすぎてるの…

実は1ヶ月ほど前から、スタイルシートもいじってデザイン全面改装に挑もうかと考えていたのですが。いろいろ調べているうち、勉強しなければならないことのあまりの膨大さに意欲が折れました。 むしろネットにそんな時間使ってる場合でもないだろうと。 で…

「美亜へ贈る真珠」(梶尾真治/早川書房)

36年前のSFマガジンに掲載されたデビュー作含む、時間をテーマにしたSF短編集。どちらかというとSFガジェットそのものを書くというよりは、その周辺に在る人間たちを書いたものが多い印象。 もちろん、オイラは理系エンジンというものはあまり鍛えていない…

2ちゃんねる閉鎖へ? 管理人の全財産差し押さえにより

ソースも夕刊フジだし、あの2ちゃんのことなのでどこまで信じていいものかはわかりませんが……仮にこれ全部本当のことだとしたら……うーん。 まずネット全体の治安は確実に悪化するでしょうね。「難民」となった「厨房」たちが、それこそイナゴのような大移動…

午前中から自転車こいで川向こうのアニメ●トまで行ってきたわけですが。 もちろんFate/Zeroは買えなかったorz というか店頭になかった。 ……あれか。やはり完全予約販売だったんだろうか。 しょせん世界はブルジョワの理屈でできているんだ。うう。俺だって金…

「月王」(櫻井牧/富士見書房 isbn:4829126698)

年をとってよかったなぁと思えることのひとつに、いろんなタイプの物語を楽しめるようになったことがある。それは余裕を獲得したからかもしれないし、教養を獲得したからかもしれない。 この話は平安期の農村を舞台にした怪異方術モノなのですが、例に漏れず…

「夏への扉」(ロバート・アンソン・ハインライン/早川書房)

正月だからといって特別なことはしないと言ったオイラですが、やはり年末年始となるとなにか大作に挑みたくなるようなところはあり、今年はこれを読んでみました。 「夏への扉」といえば、確かオールタイムSFベスト1位に選ばれたこともあったはずで、その点…

あけまして、新年1発目です。今年もよろしくおねがいします。