2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「夕なぎの街」1巻・2巻(渡辺まさき/富士見書房)

読了。和風ファンタジー、というとイメージとして語弊があるんだろうな。科学とか魔術的には西洋寄りなんだけど、生活風俗は完全に日本的、というか明治っぽい感じ。 正直起伏の面でどうかなと思うところもあったんですけど、雰囲気がよくて文章も淀みがない…

高野連、特待生制度を今後は厳しくチェック、禁止を徹底する方針

高野連の言いぶんは「学生野球憲章でそう定められているから」ということだそうですが。 はっきり言って、やることが極端、急進的すぎます。 確かに中学野球、シニアやリトルの監督がブローカーになって、優秀な生徒を懇意の高校に行かせるかわりになんぼか…

「恋の神様」(古味直志/週刊少年ジャンプ07年20号)

これが本紙デビューとなる作者の読み切り。 結果的にその後(増刊にて)デビュー作となった「island」でネウロ以来となる月例賞準入選という快挙をやってのけた古味さんですが、まあその「island」読んだときから古味さんにはオイラ期待を持っています。彼の…

「天になき星々の群れ」(長谷敏司/角川書店)

人類植民から何世紀も経た辺境惑星を舞台に、女子高生として潜入したエージェント・フリーダと、彼女と同居人になった「聖人君子」属性を抱えてる少女・アリスを主人公にして、惑星の動乱から解決、さらに「正義」「生きる意味」を問い詰めていく問題作。 正…

祝・田中勝春皐月賞制覇! いやー、ひょっとしたらとは思っていたんですが。ホントに来てしまいましたねー、ヴィクトリー。2角で勝春が一気にハナにたったとき、「お、勝春マジで勝ちにきてるな」という気迫を感じたんですけど、そのまま行った行ったで押し…

おおきく振りかぶって

関西でもついに開始。ヨソでは深夜にやってるわけですがこちらではなぜか夕方5時半。 しかしあえてMBSグッジョブと言いたい。こういうアニメこそ若い子に見てもらいたいものなので。青春に憧れ渇望し葛藤しろ小中学生。 三橋の投球フォームが早稲田のハンカ…

中山グランドジャンプは出稼ぎ12歳馬カラジが3連覇の偉業達成。カク外ということで眉をひそめてるかたもいるでしょうが、オイラは素直に強い馬の強いレースを見れて嬉しかったです。 大障害も国際レースだったら春秋で6連覇してたのかね。うーん。ポレー…

「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」(上遠野浩平/メディアワークス isbn:4840212503)

読了。そういやミントで思いだしたのですが、メンソール煙草の良さというのはいまだによくわかりません。口が辛くなってつらいです。ドロップのハッカ味の良さはわかるようになったのですが。 「人の心の痛み」をテーマにした上で、まったくウザくない論調で…

デパートで「鉄道忘れ物市」なる催しをやっていたので、ぶらっと立ち寄ってみる。 いわゆる、電車内や駅構内で置き忘れられていった代物を安く売るというアレですが。 忘れ物の定番、カサのコーナーを見にいくと、柄のところに「どこの駅で落ちてたか」とい…

書き進めていた冒頭の展開にまたまた自主ボツを出す。エピソードを変えて書き直しである。 オイラは昔、自主ボツ、と聞くと、山奥に篭ってる白髪の陶芸家が「こんなもんダメじゃぁーっ」と叫んで半狂乱になりながら過去の自作を片っ端から割りまくるイメージ…

「放課後のストレンジ ユージュアル・デイズ」(大崎皇一/メディアワークス)

積読くずしプロジェクト第……何弾かはいちいち数えてないけど(苦笑)、まあそういう流れ。 ある種、正統派学園異能、なのかな。特殊能力を持ったやつらが「超能力研究クラブ」を作ってて、能力のひずみにより生じた怪物と構内で戦うという。 2巻で打ち切り…

「ユリイカ」(青山真治/角川書店)

三島賞受賞作品。角川で初めて純文の賞を取った作品であるという小ネタもありますが、もっと気にしなければならないのは、この話が映画のノベライズであるということ。映画監督本人が書いたものということで、いま現在使われている「ノベライズ」という単語…

はてなが昨日デザイン革命に目覚めたようなので、流れに乗って「細いヘッダ」とやらにしてみる。 どうだろう。 ……つかコメ欄にアイコンが出るようにもなってんだな。うーむ。