「放課後のストレンジ ユージュアル・デイズ」(大崎皇一/メディアワークス)

放課後のストレンジ―ユージュアル・デイズ (電撃文庫)

 積読くずしプロジェクト第……何弾かはいちいち数えてないけど(苦笑)、まあそういう流れ。
 ある種、正統派学園異能、なのかな。特殊能力を持ったやつらが「超能力研究クラブ」を作ってて、能力のひずみにより生じた怪物と構内で戦うという。
 2巻で打ち切りになってることが示すように、かなり粗のある話なんですが……部分部分では案外好きかもしれない。治外法権的な部活を作って学校の干渉を受けず、べらりだらりと青春を謳歌……実際にやりたかったよね、こんなの。
 能力に名前つけるのは、世代的にどうしてもジョジョに見えてしまうのでアレですが。つかジョジョの影響下にない学園異能などあるのか? まああれこれ言わず、オイラも早く3部と4部読まなきゃと思ってるわけですが。
 昔は若くて包容力のある女性教師といえば保健室の先生だったわけですが、昨今はどの学校も生徒のメンタルケアに気を使ってカウンセラーの先生を置いたりしてるんですよね。オイラたちの時代と比べて、ちょっと年上の女の人と出会う機会が増えてるわけだ。うんうん。