小説は当然のごとく困惑中。
 どうも文章が思ってるほど軽くならないな……
 いや、今回は前回ほどバカシチュエーションでかき回す話でもないから、という理屈も一応言えますけど。
 なんつーかね、オイラの性格として、冷静な観察屋なところが板につきすぎてるのかもしれないなぁ、と。ネガ思考に。
 友だち少なかったような男は、盛り上がってるクラスメイトを遠目に眺めるしかできなかったのだよ。なんの困難もなく日常会話をかわしている男子と女子を「なんでそうできるんだ?」とメカニズムと解明せんとする目で見つめることしかできなかったのだよ。
 フルスイングでドブに捨てるほどの青春さえはじめからなかったさ。
 笑え、真人間ども。