一応、書いていた話を書ききった。まだ手直ししたいところがいっぱいあるので完成はしてませんが。
 たかだか130枚ほどの話(それもたぶん習作)にどんだけ時間かかってんのかと、自分でも複雑な思いはあるところですが。いまは書ききったことに安堵しておきたい。
 結局のところ、書きながら常に「これは面白いんだろうか」と疑っている状況なので、無駄に筆が止まったりするのかな、とも思う。いや、自分に疑いを持つことは小説書きにとっては大事なことではありますが。問題は、「ここの流れは面白くないんじゃなかろうか」と思ったときに、それでは代わりの案が出てくるかというと……
 そのどん詰まり感が、結局波に乗りきれなくさせているように思う。