「げんしけん」8巻・9巻(木尾士目/講談社)
いまごろ完読。
そうかぁ、荻上、膜失っちゃったのか……つかもう少し段階踏めよお前ら。初キスから30分もたってねんじゃね?
まあ、「恋愛とか青春とかうまくいってるオタクは死ねばいい」とか危うく書くところでしたが(笑) オタクをそうやって賤民と言って、「世間一般で言われているところの幸せ」など掴む資格はないなんて言っちゃうのは、なにもかもうまくいっていない自分の現状を、オタクという属性のせいにするだけの逃げ口上なのでね。
とりあえず全部読んだので、感想書いてるサイトをいまから見学に行く。こういうときにわかる、はてブのありがたみ。
……荻上のリアルやおいトラウマについての言及はわりと面白いな。
しかし斑目の後半のハブられっぷりはすごいね。前半主人公だったのに。
あ、違うわ。むしろ後半は笹荻を片すためだけに書かれてたのか。斑目が卒業した時点である意味「げんしけん」のストーリーは終わってた部分もあったと解釈すれば……