「バッテリー」1巻(あさのあつこ・柚庭千景/角川書店)

バッテリー 1 (あすかコミックス)

 大ヒット児童書(だよね? 児童書と青春文学のボーダーって、もしかして版元の出版社でしか分けようがないのか? だとしたらラノベと一緒か)をコミカライズしたもの。
 原作自体に挿絵がついていたので、そのイメージとの兼ね合いがどうかなと心配するところもあったのですが、どうしてどうして、萌えオタ的には悪くない。青波たんは心の底から食べちゃいたいし(ハァハァ)、巧は強気受けだし。BL界に「強気受け」なる表現があるかどうかは知りませんが。


 もちろん、この話がキャラ萌えだけで語れるほど狭いものではないことは、よくわかっております。
 ただ、メディアミックス商品なんてのはある種、コレクティングアイテムみたいな側面もあるんで。それだったら、漫画を通じて最も強調されている原作の要素=キャラ萌えハァハァについて感想書くべや、と。
 この話が持ってるテーマとか、そういうのはいずれ原作の感想のほうで書きます。(実はまだ4〜6巻が未読) あんまりうまく書ける自信はありませんが。誰かが期待してるわけじゃないから、ヘタでもいいのか。