冬目景

「ハツカネズミの時間」1巻・2巻(冬目景/講談社)

閉鎖環境学校、記憶操作、脱走―― 鬱々というか、じんわりと暗い感じがするのがやっぱりいいですね。冬目さんの味というか。 あとときどき出てくる、外の世界のアパートの窓の外とかの風景がけっこう。猥雑感があって。

「幻影博覧会」2巻(冬目景/幻冬舎)

真夜の秘密に踏みこんでってるのがたまりません。 稀人……未来人……逆オーパーツ少女……言いかたはともかく、突然さらりと関東大震災の予言をかましたりするあの超然さというか、ミステリーというか、非常に気になります。

「文車館来訪記」(冬目景/講談社)

5年前出した画集にくっついてたものを再販。 新録されたおまけの漫画のために買った。まあ、信者ですから。

「幻影博覧会」1巻(冬目景/幻冬舎)

大正・帝都とくれば十二階(凌雲閣)。1話目からツボを押さえてあるのはさすが。 冬目さんはやっぱり落ち着いた喋りのヒロインをやると抜群にうまい。ぶっちゃけ、オイラが書く「非かしまし系」の女の子は、モロに影響を受けてます。 真夜ちゃんの服が途中…

今日は「イエスタデイをうたって」4巻(冬目景/集英社 ISBN:4088766466)と、「ハイウイング・ストロール」(小川一水/朝日ソノラマ ISBN:4257770279)を読んですごしました。 ハイウイング・ストロールには、おおいにひざを叩かされました。ああ、そうい…