「Little Birds Fly」(円山夢久/メディアワークス)

Little Birds Fly (電撃文庫)

 読了。作者初の現代モノ。とはいえテーマは「ゴースト」、それを歌と踊りでなんとかするという設定は、よくある異能モノとは一線を画し、むしろホラー系の少女誌の漫画みたいな感じがする。
 個人的には先生のキャラが好み。ドライな口調で、いつも上から見下ろすような/なにもかも見透かしたような感じで、でも実は生徒たちのことを心配してくれているという。こういうカッコいい女の人がやっぱ好きなんだわオイラ。
 にしても、文章の波長があう作家ってほとんど女の人ばっかだなオイラ。これはなんだ、精神的オカマなのかオイラは。