個人的な事情から投稿のために小説を書くことを停めているオイラであるが、停めてから1週間ぐらいして、「なにも書かないのはマズい」と感じるようになった。というのも、自分の小説力が明らかに右肩下がりで低下していってるのがわかったからだ。
 そこで、ただ小説力を維持するためだけになにか書こうと決めた。ようするに、面白さとかはどうでもよく、ただ小説的な文章に手が携わってさえいればいいのだと考えていたのだ。そして1日でスタートとラスト、人物の簡単な設定を決めて、本文を書きだした。
 ――が。
 面白くなくてもいいと考え、その結果ロクに事前の練りこみもしなかった話は、やはりどう書いててもつまらないのである。
 自分で書いててつまらないものは、当然モチベーションの低下も早い。
 そしてオイラは、その話を書き進められなくなり。今日、その話を、部分的に生かせる日が来るまで放置することに決めた。
 これからは小説力維持について、もっと別の方法をとることにする。まあどうせここで書いたものを公開することもないので、あまり関係ない話ではあるんですが。


 ちなみに、ボツにしたのはどういう話だったかというと……大津に住む大学生が、京阪三条で女の子と待ち合わせして、新京極でデートするという、オイラにしては珍しく実在の土地がそのまま出る話だったりする。というか自分のかつての活動圏を露骨に使いすぎだよな。楽して書こうって意図がバレバレ。