未公式情報ではあるが、電撃hp短編賞は三本全部落っこちたらしい。まあ、予想の範疇内の出来事ではあるのだけれど。たいした推敲もしないで送ったもんで一次通せるんなら、もっと早く結果が出てるでしょうよと。




 さて、手もとにあるこの駄作、どうしようかね。知り合いの小説投稿サイトに送るのがまっとうな道なわけだが……あんまり送る気になれないというか。いま真剣な指摘のやりあいをする余裕が自分にあるとは思えないのですよ。時間的に。過ぎ去った作品に時間を使うよりは、いま書いているものに時間を使いたい。ここで公開する手もあるが、こんなとこ誰も見ちゃいねーし。
 と言いながら、同時に見せたい欲というものもあるわけで。そりゃあまあ露出意欲がなければ小説なんて書きませんから。


 小説サイトに投稿することに意義があるとするならば、自分ではわかっていない欠点を知るということにあるわけなんですが。
 ここで問題にすべきは、俺が落ちた原因を把握できているかどうかということになる。
 一応、最初に書いたものについてはよくわかっている。視点キャラの思考が鬱屈していて、卑屈っぽくて、およそライトノベル的なものからは離れているからだ。
 あとのふたつは、たぶん一人称であることが影響したのかな、ぐらいにしかいまははっきりとしていない。
 ということは……やはり、あとのふたつについてはどこかで評価を与えてもらわねばいけないということだ。


 まあ、おいおい送る/送らないについては考えることにする。年が明けたらするかもしれないし、年が明ける前にするかもしれない。いまは動揺があるので、もっとまともな脳みそになってから考えないと。