ところで、「火はまたのぼる」の強奪にようやく成功した。
 内容は確かに「こりゃ1次落ちするよな」というシロモノだった。「物語の焦点、収束点」というものを作者がまったくわかってない作りだったので。ただ前半かなりの部分まで「お、これ面白いんじゃね?」と期待させた出来であったことは確か。
 とりあえずきょろには、「火はまたのぼる」と「火目」で、杉井さんがどこをどう変えて、あるいは創造して付け足したか分析したか? と言っておいた。きょろはまだコンセプトワークが完璧ではないのだから、杉井さんが「火目」に作り変える過程でどのように、「火目式と火目システム」という焦点に話が収束していくようになるようにしていったかを考えるといいと思う。というか普通はもうやってるはずなのですが。