憎まれっ子は世にはばかる、ということわざ(格言?)がありますが。
 つい先日、うちのお祖父さんが91で亡くなりまして。それの通夜とか葬儀で田舎にいったりして、まあ疲れました。見知らぬ親戚とかと話あわせなきゃならないとか、もうね……
 まあ短気で有名だったんですよ、うちのお祖父さん。若いころは星一徹ばりのちゃぶ台返しとかやったことあるらしいし。露骨に避ける態度を見せてた親戚も少なくなかった。叔母もビビりまくってたし。
 自分の奥さんであるお祖母さんが死んでから6年間もひとりで生き延びたというのが、なんというか、いい性格してたんだなぁと率直に感じます。
 思えば、太平洋戦争時の徴兵検査からして、近眼だったおかげで丙種だったらしいし。自分のお兄さんはフィリピンで戦死してる一方で、次男のお祖父さんは兵隊になることなく戦後を迎えましたからね。やっぱり格言は正しいのか。合掌。


 それはそうと、うちの先祖はなんでも後醍醐帝の時代にはすでに存在してたということが記録(文献)として残っているらしい。うーん。村を代表する豪農かなにかだったのかね。