狼と香辛料

 ぶっちゃけ、なかば小清水亜美目当てだったのですが(や、原作もそれなりに好きだけど)、OPから良い意味での暗さが漂ってきて、映像化した意味あったわぁとうなずかされることしきりでした。世界を流れる空気を、瞬間的に感じ取らせる力は文字よりも映像のほうが上ですからね。
 近代以前のヨーロッパの民衆の生活って、個人的な勝手なイメージなんですけど、からっとドライな空気の上にノスタルジックな暗さがまぶしてあるイメージなんですよ。日本だとウェット成分が多いんですけど。
(たぶん平野が多いか山林が多いかの差だと思う。イメージなんてそんなもので変わるし)