それはそうと、オイラが原案者様とかいうポジションの本が出るらしい。ただし、クレジットはなし、あとがきでの言及もいっさいなし。
 まあ他人の力で名前出されたら嫌なので、それはありがたいのだけれども。
 いわく、数年前にオイラが書いた企画を大幅に改編した話らしい。宇宙人がやって来るというストーリー発端とか、宇宙人が男女コンビだとか、女は王女だとか、幼馴染みの女の子と微妙な関係だとか、そのへんがオイラの残骸か。余計な誤解を防ぐために言っておきますが、オイラが使ってくれと頼んだわけではありません。むしろ相手の事後承諾。いや、すでにこっちとしては関心のないネタだったので、勝手に使われてもまったくなんの感情も湧きませんでしたが。
(というか昔、もしかしたら使うかもしれないという話をされて、軽い気持ちでOK出してたかもしれない。だから事後承諾というのは語弊があるかも)
 読んでみて、設定というのは所詮、「見てくれ」にすぎんのだなぁと思った。設定がちょっとばかし被っても、印象を変えることはできるのだ。つまりネタ被りで過度にギャーギャー騒ぐ意味もないのだ。騒ぐ意味があるとしたらそれはむしろ、キャラの性格ベクトルの被ったときなんだろう。ラノベの場合は。
 報告終わり。