2ちゃん由来の情報で不確かなことなのですが……(一度実際に会ったこともある)かつてのネット上の知人が自殺したという話を聞く。
 もちろん信じたくなんかないですけど。オイラと知り合う前から彼には精神科の通院歴があったと聞いていたし、自殺未遂した経験があるとも語っていた。だから、変に信憑性があって、怖い。
 彼はオイラのことを信頼して慕ってくれていたのですが……ある問題行動を起こしてそれっきり、身内から見放され、オイラもまた突き放してしまいました。彼はオイラの想像を超える罪過を犯し、オイラにとって彼は理解不能のモンスターになってしまったのです。その後半端なかたちで、オイラは彼との交流を打ち切ってしまいました。


 べつに、自分がもっと彼と関わっていたら自殺しなかっただろうとか、そんな思い上がったことは考えていません。
 ただ――自殺だけはしてほしくなかった。2ちゃんの情報は嘘であってほしい。オイラはこの世のなかで自殺だけは赦すことができないのです。その道に進みそうだった自分を抑え、生き続けるために、オイラはかつて自殺を憎む理屈を築いた。それはいまも心の奥底でしっかりと鎮座している。だから、赦すことはできない。彼自身のことも(もし自殺が真実なら)憎んで生きていかなければならなくなってしまう。


 なんだか動揺ばかり滲ませた自分勝手な文章ですね。多くの人が不快になったかと思われます。ごめんなさい。
 というわけでさあ、ここからは普通の内容に戻ります。戻るったら戻る。うん。