これまで、ごくたまにSNSについて言及してきたオイラでありますが。
 体験したこともないのにアレコレ語るのは明らかに愚かで軽いだろうということで……いまなら誰でも参加可能という売り文句にも釣られて、FilnとかOtabaとかへ潜入してみた。
 で、んー……なんというか、もにょもにょした感じ。違和感って言うか。潜入数日でなにを言うのかという話ではありますけど。
 というかこれは、確かに「馴れ合いコミュニケーション」のための道具でもあるんだろうけど、それよりはむしろ――たくさんコミュニティ登録をすることで、他人に対して「構成要素」を見せる見本市みたいなもんなのですかね。好きなものであるとか、世代とか、居住地とか、そういう「要素」をいっぱい並べて、「自分」というものをわかってもらう、みたいな。なんだかレンタルボックス(ショーケース)っぽいところもあるのかな。オリジナリティ(個性)とは既存要素の組み合わせかたの問題とか言われだした昨今にあって、なかなか象徴的なシステムのような。
 しかし、子どものころから「自己紹介」というやつが世界で一番嫌いだったオイラにとっては、自分を積極的に明かせというのは重いなぁ。たとえ要素の表明であっても、軽い気分にはなれない。


 まあ活用するかどうかは流れ次第ということで。SNSで日記つける気はないけど、にぎやかしでコミュニティ登録しとくのはありかもね。で、そのまま放置プレイ。