鋼の錬金術師(再) 第6話

 ニーナたんキター!
 ニーナたんの前ではエドでさえ柔和になる。たとえニーナたんに「ちっちゃい」などと言われても怒らない!


 今回のポイントはみっつ。
 まず自宅出産ネタ。ドタバタものとしてはよく使われる手だけど、んでもなんというか、残された子ども3人が激しくうろたえまくってて爆笑。思春期少年2匹が無残(笑) そうさぁ、妊婦のお腹なんて触れないもんなぁ、中学生男子には。
 シリアス部では大人びた表情と悲壮さを見せる兄弟が、ここではガキの顔を晒しているのが面白い。
 そして出産を終えてその感想から、自分たちの母親の話に。このあたりの進めかた/絡めかたがまたスムーズでうまい。ストーリーの軸を見失ってないし、よく考えているからこういう芸当ができる。


 それから、エドがついに錬成陣なしで錬成。というかこれが初めてだったんね。村にいたときにすでに出来ていたような、誤った記憶をオイラ持ってました。あわあわ。


 最後はやっぱ、うるわしすぎる兄弟愛かなぁ。今週は泣いたよオイラ。臆面も照れもなく、互いが互いに対する想いをぶつけあうふたり。アルの身体感覚への羨望もそうだったけど、とにかくこのふたり、気持ちを隠すということをあまりしない。堂々と、お前のために、ということを口にする。見てるこっちが恥ずかしくなるほど。
 これがぜんぜんウソっぽく映らないのがすごい。キャラ力とゆーやつなのでしょうか。キャラぢから。うううううう。